「プロアクティブ」を支える、患者・看護師・医師の「互尊」

 

【原山建郎の連載コラム】「ゴム報知NEXT」(電子新聞)にアップされた、連載コラム「つたえること・つたわるもの」№142「プロアクティブ」を支える、患者・看護師・医師の「互尊」をお届けします。


  来年(2023年)は、遠藤さんの「生誕100年(1923年3月27日生まれ)」という節目の年を迎える。かつて健康雑誌で遠藤さんの「からだ番記者」であった私は、そしていま遠藤ボランティアグループの代表をつとめる私は、「心あたたかな医療」キャンペーンを始めた遠藤さんの思いを21世紀の医療現場に語り継ぐ「つとめ」があると考え、今月から『遠藤周作の遺言――心あたたかな病院がほしい――』(仮題)という原稿を書き始めた。これまで本コラムでもとり上げたいくつかのトピック(『患者からのささやかな願い』『日本の「良医」に訴える』ほか)に加えて、生前の遠藤さんと深いつながりのあった、何人かの医療者(医師、看護師、ソーシャルワーカーなど)の活動についてもふれるつもりである。

今回は、1986年秋、その文言が大きく変わった東大病院の『入院案内』に、「患者のプロ」を自認する遠藤周作さんのアドバイスをつなげた小島通代さん(当時は看護部長、のちに東京大学大学院教授)の「心あたたかな医療」への取り組みをとり上げました。小島さんが提唱する「リアクティブ(反射的行動)」ではなく、「プロアクティブ(適切な対応)」の考え方は、村松さんがスタートさせた「メッセンジャーナース」認定制度に昇華されているように思います。

これら『遠藤周作の遺言――心あたたかな病院がほしい――』(仮題)に収載する予定のトピックは、没後26年(来年は没後27年、生誕100年)を迎える遠藤周作さんからいただいた、夏休みの「宿題」だと思っています。

詳細は☞ ダウンロード - 142.pdf

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