鹿児島市の妙行寺で4月23日(日)、福永秀敏先生の「難病医療と我が人生」の出版記念講演がありました。
福永先生は鹿児島県難病相談・支援センター所長で、NPO法人メッセンジャーナースかごしまの監事でもあります。
県内外から福永先生を慕う方々が80名を超えて集まってくださいました。本堂の線香の香りが心地よく、講演は「黙とう」で始まりました。
ALS患者との様々なエピソードが語られ、「遺灰は新燃え岳に」との遺言を守り関係者で毎年新燃え岳に登山していたと。涙あり、溢れるユーモアに笑いありと、和やかな講演でした。死が訪れるその日まで「今日を生きる」という、若くして難病と向き合い人生を達観した言葉は多くの参加者の心に深く届いておりました。
講演終了後にNPOメッセンジャーナースかごしまのメンバーと改めて紅白饅頭でお祝いいたしました。
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NPO法人メッセンジャーナースかごしま
代表理事 田畑千穂子
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