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原山建郎の連載コラム

9月12日(火)にアップした連載コラム「つたえること・つたわるもの」№168をお届けします。くさびだから一番大事なところへうつ、くさびだから見えないようにうつ。


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 今回のコラムでは、はじめに「このところ、新聞やテレビなど大手マスメディアの報道スタンス(報道自粛・忖度)について、さまざまな問題提起がなされている。かつて出版社(主婦の友社)に勤務し、『主婦の友』の編集記者であった一人として、いま改めて出版ジャーナリズムのあり方、エディターシップ(編集者魂)について考えてみたい。」と書きました。  そのあとに記したのは、私を雑誌記者として育ててくれた『主婦の友』という肥沃な土壌、主婦の友社の創業者・石川武美(たけよし。1887~1961年)のエディターシップについてです。1968年入社の私は生前の石川の謦咳に接する機会はありませんでした。


しかし、石川の烈々たるエディターシップ(編集者魂)は、関東大震災や敗戦などそのときどきの局面において、決して「空気(時代の同調圧力)」のせいに(責任転嫁)しない〈いさぎよさ〉、正直でまっすぐな〈こころ〉であったことなどを知りました。そして、56歳で主婦の友社を辞してフリーに転じた私が、「生涯一記者(一生さまざまな媒体に書きつづける)」を志したときに、その心の拠り所のひとつにしたのが、コラムでとり


上げた石川の『記者の道』でしした。


 ☆真実を書く、☆体験で書く、☆独創で書く、☆わかりよく書く、☆体力で書く、☆情熱で書く、☆聴き方上手に、☆材料豊富で書く、☆読者の立場で書く、☆記者は革新家、☆信頼される記者、☆親切な記者、☆祈りの心で書く

これらは、雑誌記者として「あたりまえのこと」であると同時に、実はいちばん「むずかしい」ことでもあります。先輩記者たちに「雑誌の記者はどこまでも黒子に徹せよ。読者に苦労のあとを見せるな」と諭したという石川武美のエディターシップについて考えていたら、書家で詩人の相田みつをの『見えないところで』に出会いました。

 コラムのタイトルは、「くさびだから一番大事なところにうつ、くさびだからみえないところにうつ」としました。意のあるところをお汲み取りいただけますと幸いです。

☆原山建郎☆


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