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原山建郎氏の連載コラム


 4月25日にアップされた連載コラム№159をお届けします。



就活は「自分が生涯をかけて何をやりたいのか」を十分に思い定めること。

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 先週、文教大学3年生(就活生)の受講希望者対象に、オンラインで行う〈最強のエントリーシート講座〉ガイダンスのビデオ収録に加えて、いま注目を集めている〈チャットGPT:文章生成言語モデル〉の簡単な説明を行いました。


 また、20年前、主婦の友社を辞めてフリーになった私が、武蔵野女子大学(現武蔵野大学)でキャリア系(就職支援)外部講師として「マスコミ就職対策講座」を担当していたころ入手した、大手出版社のエントリーシート(課題作文)をいくつか紹介しながら、それらは「模範回答」的な文章作成を行う〈チャットGPT〉ではおそらく歯が立たないのではないかという、私の考え(マイ・オピニオン)を述べました。


 そして、最後に「採用内定」というゴールをめざす就活生に贈るエールとして、学習院大学名誉教授で物理学者の木下是男さんの著書『日本語の思考法』(中公新書、2009年)に書かれている「職業の選び方――第学生諸君へ」の一節を紹介しました。


 卒業後の生活設計の出発点は、自分が生涯をかけて何をやりたいのかを十分に思い定めることである。その選択のできていない人があれば、何をおいてもまずそれを考えぬくことを勧める。それがきまると、あと、道は二つに分かれる。一つはそのやりたいこと自体を職業とする行き方、もう一つは、そのやりたいことをやるための生計の手段として職業を選ぶ行き方である。


 就活生である大学3年生の大半は20歳前後です。講座を担当する私との年齢差は半世紀以上です。本コラムの連載タイトルは「つたえること・つたわるもの」ですが、20歳を迎えた令和の就活生ひとり一人に「つたわるように・つたえる」ための、戦略(ストラテジー)と戦術(タクティクス)が、いま、77歳の私に求められています。


連載「つたえること・つたわるもの」№159 

就活は「自分が生涯をかけて何をやりたいのか」を十分に思い定めること。


 先週(4月20日)、文教大学の3年生(越谷・湘南・東京あだちキャンパス共通)の就職活動を支援する「最強のエントリーシート講座」についてガイダンス(約40分)を収録した。4年前までは越谷キャンパスのみの開講で、3年生の受講希望者を大きな階段教室に集めて、対面授業形式でのガイダンスを行っていた。


 しかし、3年前、コロナ禍のために対面講座が中止となり、オンラインでの「最強のエントリーシート講座(全5回)」に切り替えた。


 1コマ90分の講義を月曜日にZoomで録画して、2日後の水曜日にオンライン受講する学生に録画された講義を配信する形式となったことから、越谷(埼玉県)以外の湘南(神奈川県)・東京あだち(東京都)キャンパスの学生も受講できるようになった。


お時間のあるときにお読みください。  ☆原山建郎☆

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