今週火曜日(3月14日)にアップされた連載コラム№156をお届けします。このPDFには米(稲)・小麦、魚介類の画像を貼り付けました。 農業と漁業の工業化→大量生産・大量消費→食品ロス・食料安全保障。 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 (gomuhouchi.com) 今回は日本三菱総合研究所・稲垣公雄研究員のコラム『食と農のミライ』「食料自給率と安全保障第1回」、かつて私が『トランネット通信』に寄稿していた連載コラム№128(「農」という“文化”を耕す “尊徳感情”のたくましさ)、『文明のなかの科学』(村上陽一郎著、青土社、1994年)、『そのとき、日本は何人養える?』(篠原信著、家の光協会、2022年)、『さらば、食料廃棄――捨てない挑戦』(シュテファン・クロイツベルガー&バレンティン・トゥルン著、長谷川圭訳、春秋社、2013年)、『食の原理 農の原理』(農山漁村文化協会、1997年)の一部を引用しながら、「農業と漁業の工業化」が生み出す「食品ロス」について考えてみました。 とくに『さらば、食料廃棄――捨てない挑戦』に書かれていた漁業の「混獲」については、これまで、そういう視点で考えたことがあまりなかったので、近年話題の「クロマグロの乱獲」ニュースの陰に、近年の「混獲」による目的以外の魚介類の廃棄が、「魚が絶滅する理由」のひとつになっていることに驚きました。
農業と漁業の工業化→大量生産・大量消費→食品ロス・食料安全保障。
昨年2月に始まったロシアによる「ウクライナ侵攻」長期化によるエネルギー(石油、天然ガス)や穀物(小麦)などの原材料価格の高騰は、急激な円安による輸入コストの上昇、コロナ禍による物流の混乱などの影響もあり、食品メーカー各社は大幅な値上げを発表している。 とくに世界有数の小麦生産国であるロシアとウクライナの小麦輸出量が激減している現状では、世界の食糧事情は悪化の一途をたどるばかりである。
小麦といえば、日本三菱総合研究所・稲垣公雄研究員のコラム『食と農のミライ』「食料自給率と安全保障第 1 回」の中に、米と小麦の消費量についてわかりやすい解説があった。同コラム(2023 年 1 月 12 日)の一部(※青字表記)を引用しながら、いま話題の「食料安全保障」について考えてみよう。
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お時間のあるときにお読みください。 ☆原山建郎☆
追伸:今朝、庭のアラカシの木に「越冬する蝶=ウラギンシジミ」を見つけましたので、スマホで撮った写真と簡単な説明文を添付します。

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