「勝手にしやがれ」、「女と男のいる鋪道」、「気狂いピエロ」で知られた巨匠が逝った。9月13日、ヌーベルバーグ(新しい波)の旗手とされた映画監督、ジャンリュック・ゴダール氏がスイスの自宅でなくなった。91歳。スイスで認められている「自殺ほう助」による自己決定だった。 毎日新聞によれば、先鋭的な映画技法を駆使し、カンヌ映画祭を中止させるなど冒瀆的な反逆者とも呼ばれた。「作品はさまざまな解釈と論議の対象となり、難解と言われながらも映像の独特の美しさやデザイン性が、今も若者たちを引きつける」。「断固として新しく、自由な芸術を生み出した。私たちは天才のまなざしを失った」とマクロン大統領に言わしめた文化的英雄だった。
【私のメディア・リテラシー】第20回 <91歳で“安楽死”した最後の巨匠、ゴダール> 尾﨑 雄 Ozaki Takeshi(「老・病・死を考える会プラス」世話人 、元日経ウーマン編集長
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