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与論島「元気祭」に参加

 師走も中旬に入る10日に、鹿児島県与論島で「YORON 元気(どぅくさ)祭」が開催されました。主催は与論町社会福祉協議会.そして、NPO法人メッセンジャーナースかごしまが協賛です。

 与論島にはメッセンジャーナースの末永真由美さんが、島からの要請を受けて数年前から活動をされています。

 「いつまでも元気に暮らすために」「安心して自分らしく暮らすために」をテーマに島の医療・看護・介護・リハビリ・福祉等の全機関が協働して「元気祭」を開催することになりました。  こうした機関が協働して、事を為すのは初めてとのこと。その仕掛け人が末永さんです。 繋なぐ活動として、社協の局長と共に各機関に働きかけ、実働に関しては各機関の役員方に任せられました。  どの機関も初めてのこと。不安が強かったそうですが、役割に応じたシステムを作り、役場そして各機関の施設も1つとなって「祭」の準備をして、当日を迎えました。

 大きな会場にはステージコーナー、そして後方には各施設がそれぞれのアイデアで出店。  その中央にはチャイドルスペースが設けられ、そこには鹿児島のメッセンジャーナース6人がバルーンアート作り、子どもたちと一緒に楽しんでいました。

 ステージでは第1部として、島唯一の与論高校の吹奏楽部演奏で、明るく気持ちの良いオープニング。

 相談室や認知症カフェからは寸劇、母や祖母のケアマネージャー姿に触れて、将来は自分もという小学生の発表。  介護施設で働くインドネシアの若者達の声も聞きました。どの人も素敵な笑顔が印象的。 そして与論高校生による「在宅インタビュー報告」「高齢者防災避難システム報告」があり、地域に即した発表に感心しきり。  小学生、高校生の発表に、与論島の未来は明るいとワクワクしてきました。


 第2部で講演「自分らしく生きるということ」難病支援センター所長の福永秀敏先生。福永先生はメッセンジャーナースかごしまの一員と仰つて下さっています。

 そして、村松静子さんが「生きるを支える」を何人かの生を通しての講演。ただテーマは支えるだが、一方通行ではなく支え合うことが大切と話されました。

 会場の後方では子ども達が走り回り、各店での喧騒。ザワザワした中での講演に福永先生も「ちょつと引くね」と。


 ところがお二人の講演が始まると聞き入っている方々が多く、これからの生き方を考える機会になったとの複数の声も聞かれました。また、支える家族の体験談と高校生を交えての意見交換もあり、与論島の人々の温かさと課題が再認識されて、閉幕となりました。


 終了後には「来年も!」との声が上がり、各機関がひとつとなって協働する楽しさが実感できたようです。  そして、もう来年に目を向けている方々も。繋なぎ適切に関わることで紡がれていくんですね。






 太陽の光で何色ものグラデーションが描かれた与論島の美しい海。




 そこで生活されている方々の中に、気がつくと末永さんの笑顔がありました。  NPOメッセンジャーナースかごしまの田畑代表のサポートも多々あり、メッセンジャーナースもひとつになって取り組んでいる姿が参加者には頼もしく映ったようです。

 どのように紡がれていくのか、次が待ち遠しいと思いながら島を後にしました。

(吉田和子)

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