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高齢者の自由と誇りとやすらぎを奪う 「身体拘束」をやめる――決意と実践。

【原山建郎の連載コラム】「つたえること・つたわるもの」No_171です。



 去る7月21日、東京・吉祥寺中町に昨年1月オープンした絵本と児童書専門店『緑のゆび』が主催する小さな集まりで、『遠藤周作の遺言――「病院はチャペルである」』について一時間ほど話をした。  会の終了後、参加者のおひとり、吉岡充さん(医師、多摩平の森の病院理事長)から、『こんな介護がしたい――認知症の人との幸せ時間のつくり方』(吉岡充監修、多摩平の森の病院編著、法研、2021年)をいただいた。表紙の帯カバーには、『がんばらないけどあきらめない』(集英社文庫、2013年)などの著書もある医師、鎌田實さんのことば「すべては身体拘束をしない認知症ケアから始まった。現場で悪戦苦闘しながら、あたたかで理にかなった新しい認知症ケアがここに生まれた。」が載っていた。「あたたかで理にかなった」「身体拘束をしない」「新しい認知症ケア」というキーワードは、まさに超高齢社会のただなかにいる日本の医療・介護ケアのあるべき姿を問うている。このトピックはいつかコラムで書きたいテーマだと考えていた。

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