10月19日に第13回となる総会が、今年は千葉の担当で柏市において開催。 今年も会場とリモートで、会員74名が参加され進められました。
議事審議後に「活動報告会」、3組のメッセンジャーナースによる実践が報告されました。今回、報告の皆さんは病院で職務を全うされ、定年退職後に新たな取組みをされている方々です。在職中から「何を?」そして決断。決断したら即、動く。取組む皆さん、このステップが共通していました。在職中に蓄積し温めた思いを活かしていく。その時にメッセンジャーナースの会での人脈は指標となるとのこと。共に活かし合っていけることは、大きなメリットではないでしょうか。
実践報告会に続いて、メッセンジャー力の向上を目指しフォローアップセミナー・ロールプレイが行われました。
今回はセミナー講師たちが事例のモデルを演じ、その後に観察者(参加者)との検討会をおこないました。演者が事例の人に成り切り、見ている観察者の多くが涙していたのが印象的でした。「本人・家族のこころの風景」を察していく上で、誰もがロールプレイを体験し、学んでいけるセミナーが大事と改めて心新たにしております。
第2部は、今回の総会会長、春山智美さん主催の市民の方々と共に行うフォーラムに移りました。
「伝えたい! 看護でつながる心、絆、そしていのち」
・上記をテーマに医療系大学演劇サークルから派生した社会人演劇ユニットの演劇
・メッセンジャーナースの伴走で健やかさを取り戻した料理店主の体験談
・地域の在宅医医師・ひまわりホームクリニック院長和田 忠志氏講演
・村松静子さん講演
一昨年に、逝かれる寸前までメッセンジャーナースとして活動をされていた同志。講演で話され、そのご家族が参加下さり、講演に感無量な中にも明るい表情、同志が貫いたいのちを実感されたのでしょうか。
第2部に入る午後になると次々と訪れる市民の方々で、会場は100人を越え、立見での参加者も。日頃のメッセンジャーナースとしての春山さんの活動が分かるようでした。
千葉メッセンジャーナースの誰もが、フルタイムで人員不足の中での総会準備。でも“伝えたい” その強い思いが開催にと繋がりました。千葉のメッセンジャーナースの方々、そのご家族・地域の方々のご尽力にお礼を申し上げます。そして総会に参加されました皆様、お会い出来ましたことが嬉しく感謝です。またロールプレイを含めた研鑽セミナーでお会い出来ますこと願っております。有難うございました。またお会いしましょう。お元気で!!
メッセンジャーナース認定協会 吉田 和子
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