「NPO法人メッセンジャーナースかごしま」からのご報告です。
昨年7月に妙行寺で「看護小規模多機能ができるサービス」をメッセンジャーナースの山下友香さんが講演されました。その際、ホームカロンが開設したらぜひに枕崎へと約束をしておりました。
約1年、その約束が果たせました。妙行寺の方々が9名、メッセンジャーナース2名と一緒にプチ旅行のような楽しい旅でした。コロナ禍で行動制限され、旅行もままならない高齢者の皆様は「新緑がすごいね」「枕崎は30年ぶり」などと。
ホームカロンでは、92歳、96歳、103歳の方々が出迎えて頂き、高齢者の方々の交流の場になりました。双方の平均年齢は85歳以上でしょうか?
挨拶の後、皆で体を動かし、口腔フレイル防止の運動をしました。お昼の前のこの時間の重要性をつくづくでした。昼食は管理栄養士の方の手作りで一緒に同乗されたジャンボタクシーの運転手の方も、妙行寺の若き住職さんも「美味しい」「カツオのだしがいいね」と連発でした。
帰りは枕崎市のお魚センターでお土産の買い物でした。
山下さんのホームカロンは地域の方々より厚い信頼を得られ、人材不足が叫ばれるなか、ものともせず、近隣の管理栄養士の方、ヘルパーさんなどイキイキ働いていました。メッセンジャーナースの管理者の元にはスタッフが集まるのですね。山下さん自身の人間的な魅力につきます。妙行寺のてらの保健室の方々×枕崎の看多機の入所者こんな交流が実現して嬉しかったでした。
NPO法人メッセンジャーナースかごしま:田畑千穂子
Comments