ナースにも個人開業の道を拓いてください
- 6 日前
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「残しておきたい7人のコラム」から、村松静子さんの「起業家ナースのつぶやき」を紹介しています。今回は「開業ナースがゆく その1」です。

vol. 11
開業ナースがゆく その1
2002-2-04
看護の実践と理論の融合を図ることを目的に設立された「在宅看護研究センター」は、16年経った今、また新たな挑戦を始めようとしている。7カ月間休眠させていた収益事業部門のナース集団「日本在宅看護システム」の商号をよみがえらせ、今の日本社会の動きに真摯に向き合うナースの存在をアピールしようというのだ。
‘必要なとき、必要な看護を、必要なだけ提供したい’
‘年齢問わず、どんなに重症でも、その人が在宅での療養を望むのであれば’
‘いつでも、どこでも、誰もが受けられる看護システムづくりをめざして’
心に秘められたそれらの思い、自立しようというナースたちの『可能性へのさらなる挑戦』であり、実に夢のあるこの時代ならではの愉快な発想でもある。
これまでの苦悩を苦悩とせず、すべてを【教え】と受け止め、ネットを編みながら前へ進む。さて、その方法とは?
「日本在宅看護システム」は「自律」した若いナースたちのエネルギーの塊となる。その中では各自が求めるものを求め、自らの役割は責任をもって推し進めていく。
そしてその一方に、「屋号」を掲げたナースたちがいる。
「私たちナースにも個人開業の道を拓いてください。
私はその道が拓かれることを待っているのです」
「私の看護の業を買ってください。
私には私流の業があります。あなたはそんな私の業を買ってくださいますか」
彼女たちの心の底に潜む願い、「屋号」を掲げる意味はそこにある。まずは「日本在宅看護システム」と契約関係を結ぶ形で、「日本在宅看護システム」から己の業を買ってもらう。
「あなたの業はいらないわ」
まずいものなら、当然買ってはもらえない。彼女たちの厳しい修行が今始まったのだ。
同じ組織の中でありながら、厳しく向き合い、評価し合う。この新たな取り組みは、各々開業ナースとしての意識と責任・自覚を高める。そして、確実に「看護の質」の向上につながるはずなのである。



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