真の看護を求め続ける開業ナース
- 3月7日
- 読了時間: 2分
「残しておきたい7人のコラム」から、村松静子さんの「起業家ナースのつぶやき」を紹介しています。今回は「開業ナースがゆく その2」です。

vol. 12
開業ナースがゆく その2
2002-4-07
3月31日の夜、銀座のとある中華料理屋の一室には笑いと熱気が漂っていた。12年前、在宅看護研究センターが開講した『開業ナース育成研修』の修了生たちと在宅看護研究センターの構成メンバー、総勢21名が集合し、個々人の現状やこれからの活動を語り合っていたのだ。
われもわれもと語るものだから、ちょっとやそっとの声では聞こえない。大声を張り上げ「私の話を聞いてよ!」と主張する者、「ちょっと待って!私は絶対やる。そうよ、負けてなんかいないわよ」と立ち上がる者、「え~、私は何期生だか忘れましたが、ここで研修を受けたのは確かです」と、その存在をアピールする者、「まだ甘い、甘すぎる」と厳しく訴える者、それはそれは個性溢れる人たちばかりだ。そこには経営で苦しむ悲壮感などはまったく感じられない。勇ましさと頼もしさとあたたかな心が飛び交っていた。
全国に散らばって、さまざまな形で‘真の看護’を求め続ける開業ナースたちに与えられている第一の課題はネットワークづくり。
『開業ナース』という名称にこだわればこだわるほど「GIVE & TAKE」をしっかり意識した多くの人たちと手をつなぎ、看護の価値を伝えていく。ナースの個人開業の道はもはや時間の問題といえる。その道は必ず拓かれると、皆確信している。
しかし、道が拓かれるだけでは意味がない。
同僚、そして関係職種や関係機関はもちろん、看護を受けてくださる本人・家族の皆さんが、その必要性を感じ、認めてくださって初めて価値があるといえるのだ。
本人・家族の皆さんが、その必要性を感じ、認めてくださって初めて価値があるといえるのだ。



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